活動状況

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プロジェクト始動!

 かつて中山道から分岐し、八百津地区を経て信州および飛騨に至る飛騨街道の重要な一小宿として大いに賑わっていた久田見地区。木曽川を下り険しい山を登ってきた先にこんなに開けた土地があり、田んぼが広がる光景を目にした旅人が「久々に田んぼを見た・・」とつぶやいたのが地名の由来と伝わります(諸説あります)。

 そんな繁栄も昔の話。零和2年3月現在、久田見は人口1,115人、少子高齢化が進み、迫りくる過疎の波は確実にすぐそこまで近づきつつあります。

「このままでは、ふるさと久田見がなくなってしまう」

 そんな閉塞感を払拭するべく、満を持して「あおやぎ会」が地元有志により発足しました。

 久田見の別名「あおやぎの里」を冠したあおやぎ会は、様々な年代・職業の人間で構成されています。そんな我々が久田見の復興のために何が出来るのかを話し合いました。その結果、商店街の真ん中で空き屋状態になっている古民家をリノベーションする「山田屋プロジェクト」を発動しました。明治時代から150年近い歴史を持つ古民家「山田屋」は久田見商店街の中心に位置し、大例祭「久田見祭り」の集合出発地点にもなっている重要な建物です。しかし現在は劣化がすすみ、取り壊しも時間の問題です。そんな久田見のランドマークである山田屋を今後も久田見の名所として、地元住民や地域外からの来訪者に対しても開かれた利用しやすい施設にリノベーションしたいと考えています。

 古民家カフェを運営しつつ、久田見で採れた新鮮な野菜やお米の販売、久田見在住の作家さんの作品の展示販売、広大な和室を活用した雑談会・イベントの開催など、SNSやHPも駆使して久田見を発信するアンテナショップを目指します。

 すでに様々な問題や困難に直面していますが、地域の皆さんの厳しくも暖かい応援やお手伝いによりプロジェクトにも拍車がかかり始めました。一時だけの活動に終わらなず恒久的な事業に発展していけるようメンバー全員で力を合わせ、時には衝突しながらプロジェクトを成功に導いていきます。今後のあおやぎ会「山田屋プロジェクト」の活躍にご注目ください。

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